1876年(明治9年)に紅茶用茶樹の種子が導入され、鹿児島、福岡、静岡、東京に紅茶伝習所が設けられ、中国種を中心に紅茶の製造がはじまった。
昭和30年代半ばまでは1500t以上生産されていた。1971年の紅茶輸入自由化以降、国内の紅茶生産は壊滅状態となったが、現在では九州、静岡県及び長野県、三重県、山陰地方などで生産された国産紅茶が若干量流通している。
伊勢紅茶を除くと、渋みがあまりなく柔らかな口当たりを特徴とするまろやかな紅茶が多い。
一方、沖縄県ではアッサム種の北限より南に位置していることから、1958年にアッサム種の生産を試みた記録がある。
あまり定着しなかったが、21世紀に入って「オキナワンティー」のブランド名で有機栽培・無農薬などの付加価値を付け本格的な生産に乗り出している。